理学療法士の異業種転職に役立つ転職サイト4選
本記事にはプロモーションが含まれています
“理学療法士(または作業療法士、言語聴覚士)から一般企業に転職したい!”
“転職サイトや転職エージェントがたくさんあるけど、どれを使うべきなんだろう?”
一般企業への転職を対象にした転職サイトや転職エージェントなどの転職サービスは大小、数多く存在します。
その中でも今回は、理学療法士・作業療法士・言語聴覚士の方々が未経験で異業種への転職を成功させるにふさわしい転職サイトを私自身の実体験も交えて4つに絞って紹介いたします。
「理学療法士(または作業療法士、言語聴覚士)から未経験で異業種に転職するのは難しそうで不安…。数ある転職サイトや転職エージェントでおすすめのもを知りたいです。」
という方は是非参考にしてみてください。
ご一読いただければ、リハ職から異業種転職を成功させるにあたり「自分はどの転職サイトを使うべきか?」ということはもちろん、転職サイトや転職エージェントへの疑問解消、転職完了までの道筋が見えてくるはずです。
この記事を書いた私は…
愛甲太樹
理学療法士から一般企業へ転職ならこの転職サイト!
理学療法士から異業種転職を目指すにあたって有利になる転職サイト・転職エージェントを4つご紹介いたします。
これから未経験の異業種へとキャリアチェンジするにあたって、転職サービスの利用は、ほぼ必須かと思います。
というのも、未経験業種への転職というのは既にご承知の通り、採用へのハードルは高くなるので転職サービスのサポートがあった方が圧倒的に有利だからです。
ただし、数ある転職サイトの中からやみくもに手を出しても非効率な転職活動となってしまいます。
転職サイト・エージェントでもサービスごとに特徴や対象者も異なります。
そこで、今回は私自身が異業種転職の際に利用した転職サイトや未経験業種への転職に向いている転職サイト・エージェントに絞ってご紹介いたします。
異業種転職向け転職サイト4選
doda
▼公式サイト▼
https://doda.jp/
運営会社 | パーソルキャリア株式会社 |
対象者 | 転職希望者 |
求人数 | 約10万件、非公開求人を含む |
対象地域 | 全国 |
雇用形態 | 正社員、契約社員、FCオーナー、業務委託 |
利用料・登録料 | 無料 |
サービス内容 | 混合型転職サイト、求人検索・紹介、転職サポート、スカウト機能 |
特徴 | サイトに掲載されている求人情報の数は国内最大級。 業種・職種ごとの専任のキャリアアドバイザーがマッチングを行うdodaエージェントサービスでは、転職相談から求人紹介、面接対策や応募書類作成までサポート。 |
\求人数10万件超/
【dodaのイチオシポイント】
- 求人数が自体が10万件と多く、未経験歓迎の求人も多い。
→未経験でも応募できる求人が見つかりやすく、応募できる求人が多い。 - 求人サイト型転職サイトとエージェント型転職サイトの混合型の転職サイト
→複数サイト登録せず、dodaだけで転職活動を完結させることも可能。
※求人サイト型とエージェント型の違いは次の項で解説します※
dodaは、私も実際に利用して内定・入社を決めることができた転職サイトで、理学療法士から一般企業に転職するならまず利用しておきたい転職サイトです。
求人数や未経験歓迎求人が見つけやすいことも魅力ですが、個人的にはdodaのエージェントサービスは応募企業へ積極的にdodaから推薦してもらえるなど特にエージェントサービスが魅力的だと感じました。
【dodaの口コミ・評判(抜粋)】
未経験ナビ
▼公式サイト▼
https://lp.snapjob.jp/navi/
運営会社 | 株式会社ROXX |
対象者 | 高卒以上の18~35歳までの転職希望者 |
求人数 | 2,400以上 |
会員数 | 年間約60,000人が利用 |
対象地域 | 東京・埼玉・神奈川・千葉・大阪・愛知 |
雇用形態 | 正社員求人 |
利用料・登録料 | 無料 |
サービス内容 | 求人紹介、転職サポート |
特徴 | エージェント型転職サイトで未経験に特化しており、多くの求人が経歴よりポテンシャル重視。 |
\未経験業種への転職に有利!/
【未経験ナビのイチオシポイント】
- 未経験前提での求人に特化
→他の転職サイトと違い経験者と競争せずにポテンシャル重視で選考に進める - 内定率が業界平均の3~4倍高い(未経験ナビ:12.5% 業界平均3~5%)
→求職者と募集企業としっかりマッチした求人を紹介してもらえ、かつ内定へ向けサポートが手厚いので高い内定率となっており効率的な転職活動が可能。
数少ない“未経験”に特化した転職サイトで、まさにこれからリハビリテーション職から一般企業へ転職したい方向けと言えるでしょう。
理学療法士から異業種転職に最もふさわしい転職サイトのように思えますが2つ注意点があります。
- 対象地域が一都三県、大阪、愛知のみ
- 対象年齢が35歳まで
ということです。
よって、上記に当てはまる方は優先して利用したい転職サイトではありますが、1つでも当てはまらない方はご利用頂けない、ということが注意点です。
【未経験ナビの口コミ・評判(抜粋)】
リクナビネクスト
▼公式サイト▼
https://next.rikunabi.com/
運営会社 | 株式会社リクルート |
対象者 | 転職希望者(新卒は除く) |
求人数 | 52,257件(2021年12月時点) |
会員数 | 約1,043万人(2021年12月時点) |
対象地域 | 全国 |
雇用形態 | 正社員求人が中心 |
利用料・登録料 | 無料 |
サービス内容 | 求人検索、スカウト機能 |
特徴 | 転職活動者の約8割が利用する求人サイト型転職サイト。大手企業から地方の中小企業まで多種多様な求人を取りそろえている。 |
\転職者の8割が利用!/
【リクナビネクストのイチオシポイント】
- 求人数が多いこと更新内容が充実
→未経験歓迎求人が発見しやすく、新たな求人・最新情報が入りやすい - 転職者の約8割が利用
→日本の転職ではもはや鉄板の転職サイトで信頼の証ともいえる
求人型転職サイトでいえば実績、利用者ともに日本最大級の転職サイトです。
利用者が多いので求人も集まりやすく、また更新(週に2回)のたびに新たな求人が追加され最新の求人情報を得ることができます。
また、あまり知られてはいませんがリクナビネクストに掲載している企業は、掲載料を支払って掲載しています。
なので、採用しようが採用しまいが企業からすれば費用がかかってしまうということです。
ということは、ここに掲載している企業というのは採用意欲の高い求人が集まっているといえるでしょう。
なので、未経験歓迎の求人を見つけることができれば、異業種転職に向け大きな一歩を踏み出せることでしょう。
ちなみに私自身もリクナビネクストで内定を頂いた経験もあります。
【リクナビネクストの口コミ・評判(抜粋)】
マイナビエージェント
▼公式サイト▼
https://mynavi-agent.jp/
運営会社 | 株式会社マイナビ |
対象者 | 首都圏・関西圏・東海圏の20代~30代の転職希望者がメイン |
求人数 | 非公開、数万件 |
非公開求人 | 非公開、数万件 |
対象地域 | 首都圏・関西圏・東海圏 |
業界・求人内容 | 幅広く、ほぼ全業種。大手企業からベンチャー企業まで |
雇用形態 | 正社員 |
利用料・登録料 | 無料 |
サポート内容 | 対面もしくはWEBで面談。 電話、メール、LINEでの対応も可能。 ・求人紹介 ・応募書類添削 ・推薦書作成 ・面接対策 ・日程調整 ・給与待遇交渉代行 ・その他サポート、相談など |
特徴 | エージェント型転職サイト。 転職業界大手で、求人数だけでなく実績も抜群。 特に初めての転職の方や異業種転職・キャリアチェンジを行いたい方におすすめ。 |
\利用者満足度90%超/
【マイナビエージェントのイチオシポイント】
- 業界・業種・企業規模、ほぼ全て網羅
→業界・業種がすでに決まっているのであれば大いに価値あり - 利用者満足度90%超
→サポート力は定評があり初めての転職でも心配なし
転職に関して、特に異業種・未経験業種への転職活動に関して疑問・不安がある方は要チェックです。
他の転職エージェントと最も大きく異なるのが実績でしょう。
転職業界では言わずと知れたマイナビが提供するエージェントサービスで、求人紹介はもちろん、履歴書・職務経歴書の作成から面接対策までノウハウは十分と言えます。
特に、求人を出している企業の情報を豊富に持っているので、応募前からある程度どのような職場環境か知ることができ、こうした情報をもとに対策も十分にできるのでしょう。
こういったことがが利用者満足度90%超につながり、特に「20代に信頼されている転職エージェント」では1位となっています。
ただし、注意点もあります。
地方で理学療法士から異業種転職を目指す方には非常に残念ですが、対象地域が関東・関西・東海となっていることです。
なので、関東・関西・東海で「一般企業への転職でまず何からすればいいのか、そもそも転職できるのか不安…。」という方は是非相談してみましょう。
【マイナビエージェントの口コミ・評判(抜粋)】
やはり大手だけあって、企業の情報をしっかり握っていました。
そのおかげで書類選考、面接もスムーズに通過。
もちろん私のように全てスムーズにいくケースばかりではないと思いますが“傾向と対策”は転職において非常に重要だと感じました。
転職自体が初めてで、そもそも自分なんかが転職できるのだろうか?そして何からすればいいのだろうか?というところから私の転職活動がスタート。
複数転職サイトや求人サイトに登録しましたが、やはり定評通りマイナビエージェントが一番丁寧にサポートしてくれました。
おかげで登録から3か月足らずで無事転職できました。
混合型?求人サイト型とエージェント型の違いって?
たびたび「求人サイト型転職サイト」「エージェント型転職サイト」「混合型」などという言葉が出てきて戸惑われた方も多いかと思いますので、わかりやすく解説します。
大まかに言えば…
- 求人サイト型転職サイト
→担当者は付かない。
→自分で求人検索を行い、自分で応募し行う - エージェント型転職サイト
→エージェントと呼ばれる担当者が付く。
→求人紹介を受け書類、面接などサポートを受けながら行う - 混合型転職サイト
→求人型、エージェント型どちらも利用できる転職サイト
このような違いがあります。
ちなみに、今回紹介している4つ転職サイトは全て無料で利用できます。
一見すると、エージェント型の方が転職サポートのプロにいつでもアドアイスや対策も貰え、しかも求人紹介まで受けることができ、これらが全て無料で利用できるのであるから求人型転職サイトにメリットがないように思える方も多いでしょう。
しかし、エージェント型の場合、基本的にはエージェントから紹介された求人しか応募の選択肢がなくなり幅広く自分で探すということができません。
一例ではありますが、どちらにもメリット・デメリット・特徴がありますのでよく理解しておきましょう。
以下の表に求人型・エージェント型についてまとめてみました。
求人サイト型転職サイト | エージェント型転職サイト | |
費用 | 無料 | 無料 |
担当者 | なし | あり |
求人数 | 業種、職種幅広く多数 | 公開求人一部と非公開求人 |
求人の探し方 | 自分自身で検索 | 担当者の紹介メイン |
メリット | 幅広い求人から選択し、自分のペースで進められる | 担当者からアドバイスをもらいながら転職活動を進められる。 |
デメリット | 客観的なアドバイスが得られない | 転職サイト、担当者の相性が悪ければ進捗しない。自分で求人を探すことはできない。 |
▶横にスクロール▶
今回紹介している4つの転職サイトをわかりやすく図にまとめると…
こういった分類分になるとご理解いただければ大丈夫です。
幅広く自分で求人を探したいのに“エージェント型”だけに登録するのはNGですし、履歴書・職務経歴書や面接に不安があるのに“求人サイト型”だけに登録するのはNGです。
なので、登録する前に「どちらに分類されるのか?」「どういったサービスが受けられるのか?受けられないのか?」をしっかり把握しておきましょう。
…とはいえ、全ての転職サイトに登録するのは管理も大変ですし現実的ではありません。
そこで、今回紹介している転職サイトを含め世の中にある転職サイトの中から未経験・異業種へ転職するためにどういった基準や選び方で転職サイトを選択すればよいのか?ということについて解説していきます。
転職サイトの選び方
理学療法士から未経験の異業種へ転職する際には、以下のように転職サイトは選びましょう。
- 対象地域、年齢に当てはまっているか?
- 求人数、特に未経験歓迎求人がどれだけあるか?
- 求人サイト型とエージェント型バランス良く、両方併用出来ればベスト
※大前提として、今回紹介しているサイトを利用しておけば問題はありませんが、他にも数々の転職サイトがあるので選び方の基準をお伝えします。
理学療法士から未経験の業種に転職するというのは、既にご存知の通りリハビリテーション職に転職するよりもハードルが高くなります。
どんなに理学療法士として経験を積んでいても一般企業、ビジネスのステージでは、社会人経験はあるものの、ほぼ新卒と同じ扱いとなります。
こういったある意味“不利な状況”で転職活動を行わなければなりません。
そんな状況下で約に立つのが転職サイトです。
しかし、この転職サイト選びを間違うと転職活動は進捗しなくなります。
転職サイトと言っても様々。
ある程度、未経験者が想定されている転職サイトもあれば、いわゆる“エリート層”を想定されているもの、IT分野などの専門の求職者をメインにしているものなどあります。
こういった違いがあるからこそ世の中には、数え切れないくらいの転職サイトがあっても成り立っているわけです。
なので、転職サイト選びは異業種転職の生命線と言えるでしょう。
ここからは、選び方について詳細に解説していきます。
Check1:対象地域、年齢に当てはまっているか?
異業種転職に関わらず、転職において転職サイトを利用する際は必ず【対象地域・対象年齢】をまずは確認しましょう。
各転職サイトにおいて対象地域、対象年齢どれかに当てはまっていない場合サービス自体を利用することができません。
今回紹介した転職サイトでは未経験ナビとマイナビエージェントが対象地域・対象年齢を制限しています。
※参考※
未経験ナビ
→年齢:18~35歳
→地域:東京・埼玉・神奈川・千葉・大阪・愛知
マイナビエージェント
→年齢:特になし
→地域:関東・関西・東海
ちなみに他の3つの紹介しているサイトは、全国対象で年齢制限はありません。
Check2:求人数、特に未経験歓迎求人はどれくらいあるか?
対象地域・年齢を確認したら次は求人数、特に今回は理学療法士からの未経験、異業種への転職を目指すので“未経験歓迎求人”の数を確認しましょう。
のちに詳しく解説しますが、とにかく異業種転職は
“数を打つこと=より多く応募すること”
が重要になります。
求人数が多くなればなるほど、未経験歓迎求人が多くなる傾向があり、よって転職サイトが抱えている求人数が重要になります。
また、数が多ければ多いほど選択肢も増えることになります。
なので、求人数の確認は事前に行っておきましょう。
以下は、今回紹介している各転職サイトの求人数及び未経験歓迎求人の数です。
【各転職サイトの求人数と未経験求人数】
求人数 | 未経験求人 | |
doda | 約100,000 | 約25,000 |
未経験ナビ | 約2,400 | 約2,400 |
リクナビネクスト | 約52,000 | 約19,000 |
マイナビエージェント | 約30,000 | 約1,800 |
▶横にスクロール▶
Check3:求人型、エージェント型バランス良く
転職活動の基本は、複数の情報源を元に活動することです。
出来ることなら【求人サイト型+エージェント型】この2種類の転職サイトを1サイトずつ利用することが望ましいです。
これらの理由としては…
- 転職サイトごとに掲載されている求人、企業が異なる
- 求人サイト型ではより多くの求人を自ら探す事が出来る
- エージェント型は求人紹介から面接対策、待遇交渉までサポートしてもらえる
このように複数の情報源を活用し、更に性質の異なる転職サイトを利用することで転職成功率を上げることができます。
特に理学療法士から異業種に転職、更に初めての転職活動となればサポートの手厚いエージェント型の転職サイトは、ほぼ必須と考えて下さい。
エージェント型転職サイトで受けられる書類作成や面接対策、アドバイスなどは必ず転職活動においてプラスになります。
※再掲載※
【各転職サイトの分類】
迷った時はこの転職サイトでOK
それでも迷った時はdodaを選んでおけばとりあえず間違いはありません。
(もちろん利用してみて“合う・合わない”など相性はあるかと思いますが。)
すでにご理解いただけているとは思いますがdodaは、
- 混合型で求人サイト型、エージェント型の良いとこ取り
- 求人数、未経験求人数ともに国内最大級
- 年齢、地域に制限がない
と、このような理由から未経験業種への転職を考えている場合dodaがおおよそベストでしょう。
また、個人的にもdodaで複数内定・転職を成功させた経験からもおすすめです。
\求人数10万件超/
転職サイト利用の手順~転職完了まで
ここからは実際に転職サイトをご利用する際の手順~転職完了までについて解説していきます。
求人型転職サイトとエージェント型転職サイトで若干利用手順が異なります。
また、各転職サイトの詳細記事にも詳細な手順は解説していますので、そちらの方もぜひ参考にしてみてください。
※【転職サイト利用の手順~転職完了まで】各項目の下部に各転職サイトの詳細記事を添付しています。※
求人サイト型転職サイトの場合
【求人サイト型転職サイトの流れ】
- 登録・プロフィール作成
↓ - 求人検索
↓ - 書類作成・応募
↓ - 書類選考
↓ - 面接1~3回
↓ - 内定
登録・プロフィール作成
各転職サイトの登録画面から登録を行い、会員ページのプロフィール欄をできるだけ詳細に埋めていきます。
エージェントからの推薦のない求人サイト型だからこそしっかりプロフィールは埋めていきましょう。
求人検索
希望条件に沿って求人検索を行います。
転職サイトごとに検索できる詳細条件は異なりますが、
- 勤務地
- 年収
- 業界・業種
- 未経験歓迎
まずはこれらの希望を入力して検索しましょう。
書類作成・応募
目ぼしい求人が見つかったら、応募前にまずは書類作成から行います。
- 履歴書
- 職務経歴書
これらを作成しましょう。
一般企業の場合書類は郵送ではなくWordやExcelでのデータでの送付がほとんどです。
なのでPCで作成することをおすすめします。
作成後は希望の求人に応募してみましょう。
ちなみに、複数の企業に応募してもOKです。
その場合、志望動機欄を書き換えておけば大丈夫です。
書類選考
一般企業の場合、まずは書類選考から始まります。
(稀に書類選考なしで面接から選考開始という企業もあります。)
応募後に履歴書・職務経歴書の提出を求められますので、あらかじめ作成した書類を送ります。
次の面接選考に進めるか否かは、企業にもよりますが約1週間程度かかります。
ちなみに転職の場合、書類選考通過率は平均10%以下程度と言われています。
面接1~3回
平均して2回、多くて3回の面接があります。
日時・場所などは書類選考通過時、1次面接通過時にそれぞれ企業側と調整して行います。
内定
採用になった際、企業側からメールもしくは電話で連絡があります。
その後、改めて採用通知と内定承諾書、雇用条件、入社に必要な書類が送付されます。
ちなみに内定承諾書(=入社を確約する書類)を企業に返送する前であれば辞退は可能です。
「ほかに内定を受けた企業に行きたい」
「提示された雇用条件が希望と合わない」
といった時は内定承諾書を返送する前に辞退の旨を企業にメールもしくは電話で伝えましょう。
エージェント型転職サイトの場合
- 登録
↓ - エージェントによるヒヤリング
↓ - 求人紹介
↓ - 書類作成・添削
↓ - 応募・書類選考
↓ - 面接対策・面接1~3回
↓ - 内定
登録
各転職サイトに登録を行います。
エージェント型の場合、登録後にエージェントからのヒヤリングがあるため登録項目が少ない場合がほとんどです。
エージェントによるヒヤリング
登録後は担当のエージェントからメールもしくは電話で連絡があります。ヒヤリングでは、
- これまでの職歴、経歴
- 転職を考えた動機
- 希望の業界、職種
- 希望の条件
などがヒヤリングのメインになります。
面接ではないので気軽に不安なこと、疑問に思っていることを尋ねてみましょう。
求人紹介
ヒヤリングの内容から内定の可能性があり、かつ希望に近いと思われる求人をエージェントから紹介してもらえます。
もちろん希望条件などで紹介される求人数は異なりますが3-5件紹介される場合が多いです。
また、紹介された求人に必ず応募しなければいけないということもありません。
希望条件とあまりにもかけ離れた求人を紹介された場合、エージェントと認識の違いが発生している可能性がありますので、再度希望条件を伝えましょう。
書類作成・添削
求人紹介とほぼ同じタイミングで書類作成を促される場合がほとんどです。
また、書き方が分からない場合は履歴書・職務経歴書のテンプレートをもらえることも多いですのでエージェントに相談しましょう。
作成が終わったら添削をしてもらいましょう。
応募・書類選考
応募したい求人が決まったら、エージェントに伝えましょう。
エージェントが企業に書類を提出しますので、転職者が企業とやり取りすることは基本的にはありません。
面接対策・面接1~3回
書類選考の合否はエージェントから伝えられその後面接となります。
面接の日程調整はエージェントと企業が行いますので、希望日時をエージェントから聞かれますので3つほど候補を伝えましょう。
1次面接、2次面接の合否もエージェントを通じて通知されます。
また、過去に面接で聞かれたことや、企業ごとに重視している面もあらかじめエージェントから聞くことができますのでしっかり対策を行いましょう。
内定
最終面接の合否もエージェントを通じて通知されます。
採用後の流れは、求人サイト型転職サイトと同じ流れになります。
一般企業向け転職サイトのQ&Aと注意点
ここからは一般企業への転職、転職サイトについての疑問や注意点について解説していきます。
ここに記載のない疑問や不安なこと、質問などについては、登録した転職サイトのエージェントもしくはリハキャリ転職お問い合わせからお気軽にご質問いただければ幸いです。
Q&A
Q1:異業種転職において転職サイトは必須ですか?
必須ではないでしょうが、利用しないとなれば更に難易度が高くなるかと思います。
経験職種での転職でも複数転職サイトを利用したり、ハローワークも併用したりしても通常転職完了までに3か月は見ておくものです。
未経験の異業種転職となればより多くの求人に応募することになります。
そうなれば、当然求人が集まる転職サイトを利用したほうが有利になることは間違いありません。
Q2:転職サイトで費用がかかることはありませんか?
今回紹介している転職サイトでは一切費用は掛かりませんのでご安心ください。
ちなみに余談ですが日本ではエリート層向けの転職サイトがあり、そのようなサイトは月額費用がかかるものもあります。
Q3:途中退会はできますか?
できます。
ちなみにエージェント型で担当者と相性が良くない場合は、退会もできますが担当者変更もできます。
Q4:今の勤務先にバレることはありませんか?
ありません。
転職サイトに登録した情報は、個人情報なので各サイト厳重に管理されています。
Q5:理学療法士から異業種転職ってそもそも可能?難しい?
未経験の異業種への転職ですので難易度は高くなりますが、可能です。
実際私もそのうちの一人です。
理学療法士、リハビリテーション職だけでなく、異業種転職自体ハードルは高いものです。
なので「理学療法士だから特に難易度が高い」というわけではありません。
また、狙う業界・業種・企業にも難易度は異なります。
詳細は、>>【実体験】理学療法士から一般企業に転職はできる?を参考にしてみてください。
Q6:履歴書・職務経歴書の作成に不安が…
結論、エージェント型転職サイトを利用して担当のエージェントと一緒に作成するのが良いです。
もちろん、ネット上にも情報はありますが、あくまで一般的なものです。
エージェントにこれまでの経歴や、これからしたいことなどをしっかり伝えた上であなたのアピールになるような履歴書・職務経歴書を作りましょう。
企業側も幾多の書類を見てきているので、ネットから引っ張ってきたものなのか、自分自身で作ったものなのか判別できるものです。
Q7:面接ってどんなこと聞かれるの?
面接に関しては企業ごとに特色があります。
理学療法士、リハビリテーション職の転職であれば特異な面接はありませんが、一般企業の場合様々な人が応募してきますし、企業ごとの特徴があります。
書類同様に転職エージェントを利用すると良いでしょう。
エージェントの場合、企業ごとに過去に聞かれた質問や企業が重視していることを把握していることが多いです。
Q8:複数企業へ同時に応募してもいいですか?
大丈夫です。
むしろ同時並行して複数応募したほうが効率的でもありますし、仮に不採用通知を受け取ったにしても他社へ応募していれば心理的な負担も少なくなります。
また、複数から内定を受け取った際も選択肢が増えるのでできる限り複数に応募しましょう。
Q9:選考途中で辞退や内定後に辞退っていいの?
大丈夫です。
選考途中でも第一希望の他社から内定を受け取った場合、企業もしくはエージェントに辞退の旨を伝えれば大丈夫です。
また、内定を受け取った後でも辞退は可能です。
ただし、内定承諾書(入社の意思を示した書類)を返送した後は基本的に辞退はできませんのでご注意を。
注意点
転職サイトやハローワークを利用する際、特に複数のサイトを利用する際は必ず以下の2つの注意点は確認しておきましょう。
※注意点※
- 企業に直接応募連絡をしてはいけない
→特にエージェント利用の場合は要注意 - 複数経路から同じ企業に応募してはいけない
→複数転職サイト利用やハローワークと転職サイト利用の場合
この2つのうちいずれか、もしくは両方をしてしまうと企業や転職サイト、ハローワークに迷惑がかかってしまいます。
また、これらを行ってしまったせいで不採用や応募拒否の可能性も十分にありますので十分注意しましょう。
詳細は下記のとおりです。
企業に直接応募連絡をしてはいけない
これはエージェント型転職サイトやハローワークから紹介された求人の場合です。
ちなみに、求人サイト型転職サイトや自分自身で企業のホームページから見つけた求人に直接応募することは問題ありません。
まずエージェント型転職サイトの場合。
エージェント型転職サイトは、企業に応募者を紹介して企業から紹介料を受け取り運営されています。(なので応募者は様々なサービスを無料で受けられる。)
ということは、エージェントから紹介を受けた企業にも関わらず、その企業に応募者が直接連絡してしまうとエージェントは紹介料を受け取れなくなり、運営ができなくなってしまいます。
また、ビジネス的にもNG行為ということは企業側もわかっているので、このような行為が発覚すると企業側から応募NGもしくは不採用になってしまいます。
複数経路から同じ企業に応募してはいけない
複数の転職サイトやハローワークから、同じ企業の同じ求人に応募すると企業側は混乱してしまい迷惑になります。
また、応募企業の管理ができていないとみなされ、それだけで不採用になったり応募拒否の事例もあります。
なので、複数転職サイトを利用したり、転職サイト+ハローワークといった転職活動を行う場合は必ず、
- どの転職サイトから(もしくはハローワーク)
- どの企業に応募したのか
を、しっかり把握して重複がないように注意しましょう。
PTから一般企業転職のポイント
最後に理学療法士、リハビリテーション職から未経験の異業種へ転職する際のポイントを絞って解説していきます。
異業種転職というのは、それだけでハードルが高いものです。
ましてや、それが初めての転職となればなおさらです。
なので、絶対に外せないポイントをしっかり押さえて、希望する転職を行いましょう。
絶対に抑えておくポイント3つ
- 無料で利用できるものは利用する
- 複数の経路から求人情報を入手
- とにかく数を打つ、めげない
他にも異業種転職を行う上で、私自身気を付けたことや意識したことはあります。
しかし、上記の3つは特に異業種転職を成功させるうえで重要になりますので、このことは常に意識して転職活動を行いましょう。
では、各ポイントの詳細を解説していきます。
無料で利用できるものは利用する
このリハキャリ転職も然り、ハローワークも転職サイトも然り、無料で情報を得たり転職サービスを受けたりできるものたくさんあります。
また、うまく理学療法士から一般企業へ転職できた方の多くは、このような無料で利用できるものをしっかり活用しています。
特に今回は転職サイトに絞ったお話しで、紹介した4つの転職サイトは特徴は違えど全て無料で利用できます。
異業種転職、未経験業界転職となれば、それだけでもハードルが高いのは想像に易いでしょう。
こういった状況の中での転職活動なので、無料で利用できるものを敢えて利用しないというのはデメリットはあれど、メリットはないでしょう。
※最後に今回紹介した転職サイト4つの公式サイトを再掲載しています※
複数の経路から求人情報を入手
この次の項目でも解説しますが、理学療法士から一般企業へ転職というのはある程度“数を打つ転職活動”(=とにかく気になった求人には応募する転職活動)となります。
もちろん、世の中にある企業・求人が全て未経験人材を歓迎してるわけではありません。
そうなれば“数を打つ”ためには、それなりの求人情報数を持ってそこから選択する必要があります。
具体的には、複数の転職サイトを利用する、もしくは転職サイトとハローワークを併用するといったことが重要になります。
企業によっては、特定の転職サイトやハローワークにしか求人を掲載しないといったことも多々あります。
このような理由からも、情報網は複数持っておきましょう。
とにかく数を打つ、めげない
未経験業界への転職を目指すのですから、当然内定率は下がります。
また、一般企業転職の場合、経験業種への転職でも書類選考の通過率は10%前後といわれています。
応募しても書類選考だけでも通過より不採用が多くなるのは当然、と心得ましょう。
連続で不採用になったりすると人格否定されたような気持になったり、落ち込んでしまうのは無理もないでしょう。
しかし、転職特に異業種転職となれば当たり前のことでどんな人でもほぼ間違いなく同じ経験をします。
そのためにも、1社に絞って応募するのではなく、とにかく複数応募することです。
仮に複数社内定を受け取ることになっても、その中で自分がベストと思える企業を選択すればいいだけのことです。