理学療法士(PT)の転職先の探し方と転職事情【異業種に転職はあり?】
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“理学療法士としてどんな転職先があるのか知りたい。みんなどうやって転職先を探しているのだろうか?”
“また理学療法士から一般企業への転職ってどうなの?”
2021年、理学療法士の累計国家試験合格者数17万人を超え理学療法士の就業先も多岐に渡ります。
そして理学療法士が増加し続ける今、これまで以上にリハビリテーション職の転職も活発になっています。
そこで今回は、
「職場環境を変えて、年収を上げたいor人間関係の悩みを解決したい。そのために転職も視野に入っているが、どんな転職先があり、実際転職した理学療法士は、どうやって転職先を探しているのか知りたいです。」
という理学療法士の方へ向け、
- どのような転職先があるのか?
- どのような職場に転職すべきか?
- それらはどうやって探せばいいのか?
理学療法士の取り巻く環境を踏まえながら、これらを明確にお伝えしていきます。
また、同時に理学療法士から一般企業への転職先についても解説していきます。
この記事を書いた私は…
理学療法士の転職先は大きく2つ!
PTの転職先は、まず大きく2つに分けることができます。
その2つとは、
- リハビリテーション業界
- 異業種(一般企業など)
PTの転職となれば、まずこのうちどちらかを選択することになります。
とはいえ“異業種”に転職は少数派かと思いますが、今回はどちらの転職に関しても解説していきます。
ここからは理学療法士には具体的にどのような転職先があるのか?詳細について解説していきます。
リハビリテーション業界の転職先
リハビリテーション業界内でも3つに分けることができます。
その3つとは、
- 医療保険分野
- 介護保険分野
- その他
これらに分けることができます。
各々どのような就業先があるのか、詳細に見ていきましょう。
医療保険分野
- 病院
- クリニック
- 小児施設
…など
理学療法士の約70%ほどがこれらに該当する職場で勤務しています。
また、転職による中途採用だけでなく、新卒の就職先でも人気の分野でもあります。
介護保険分野
- 介護老人保健施設(老健)
- デイサービス
- デイケア
- 訪問看護ステーション
…など
理学療法士だけでなく作業療法士、言語聴覚士も含め、近年特にこの分野の求人は増加しています。
ただ先ほどもお話しした通り、理学療法士の約70%が医療保険分野に就業しているため“人手不足”感は否めないところです。
その他
- 行政機関
- 健康産業、スポーツクラブなど
- 地域包括支援センター
- 理学療法教員
…など
臨床に出ない理学療法士が、理学療法士の資格を生かして勤務する就業先になります。
求人の母数は、先ほどの医療保険分野や介護保険分野と比べると少なくなります。
異業種(一般企業)の転職先
異業種の一般企業に転職する場合は、リハビリテーション業界内での転職よりもさらに幅が広がります。
当たり前ですが理学療法士ではなくなるので、選択肢自体がほぼ無制限に広がります。
(ただし、希望する業界・業種・企業に転職できるかどうか?というのはまた別の問題ですが…。)
とはいえ、特別に資格が必須とかでなければ選択肢がとても広いといいうのは事実です。
私の身近な例でいえば、
■理学療法士→保険代理店営業
■理学療法士→建設会社事務職
■理学療法士→webマーケティング
■言語聴覚士→不動産営業事務
■作業療法士→飲食店
このように業種・業界問わずリハビリテーション業界から異業種転職に成功しています。
次で詳細にお話ししますが“探し方”が非常に大きな要素になります。
特に異業種転職の場合は。
転職先の探し方
リハビリテーション業界であれ異業種であれ、転職を考えたら候補となる求人を探すことが転職へ向けての第一歩となります。
ここを間違うと最終的な内定までかなり遠回りしてしまいます。
- まず、自分の希望する求人があるのか?
- それはどこで見つけることができるのか?
- また、どこから応募出来るのか?
仮に自分の希望する条件の求人が存在しても、そこにたどり着けなければ存在しないのと同じです。
またそれは大きな機会損失となります。
ただし、理学療法士が理学療法士として転職する場合と、理学療法士が異業種へ転職する場合と転職への考え方や方法が異なります。
なので、もちろん探し方も異なります。
ここからは、リハビリテーション業界内での転職と異業種転職を分けて探し方を解説いたします。
リハビリテーション業界の転職先の探し方
ハローワーク+転職サイト(目安:1~2サイト)を併用した転職活動がベストです。
転職サイトを利用する理由としては、
- リハ職に特化した転職サイトの出現
- 転職サイトに求人を出す病院・施設が増加している
- 求人を探しやすい
- 担当者のアドバスをもらいながら活動できる
このような理由からです。
また、リハビリテーション業界はハローワークの求人も比較的多い業界です。
そして、臨床以外のリハビリテーション職の求人もハローワークに多い印象です。
ハローワークにしろ、転職サイトにしろ、どちらかにしか求人を出さない病院・施設がありますので、できればどちらも併用することが望ましいです。
ハローワークの求人もネットから検索できますのでぜひ下記を見ておくと良いでしょう。
※応募はネットからではできません※
>>ハローワーク求人検索
転職サイトに関しては、各職種ごとにまとめてありますのでぜひ参考にしてみてください。
▼理学療法士▼
【PT監修】理学療法士(PT)転職サイトおすすめ5選【厳選】
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リハビリテーション業界内での転職であれば“ハローワーク+転職サイト”で十分情報は網羅できるでしょう。
異業種(一般企業)の転職先の探し方
転職サイト(目安:2サイト)を利用して転職活動を進めましょう。
もちろん、ハローワークもプラスしても良いです。
ですが正直、昨今の一般企業の転職は転職サイトが中心となっており、求人数や求人検索の利便性の面からもまずは転職サイト中心でよいです。
転職サイトには、
- 求人サイト型転職サイト
→自分で求人検索し、自分で転職活動を進めるタイプ - エージェント型転職サイト
→担当者が付き、アドバイスや求人紹介をもらいながら二人三脚で進めるタイプ
この2つ種類の転職サイトがあります。
できれば、どちらのタイプも1サイトずつ利用したほうが良いでしょう。
特にリハビリテーション職からの初めての異業種転職となれば、先ほどのリハビリテーション業界内での転職よりもハードルがぐんと高くなります。
なので転職活動のプロであるエージェント(転職サイトの担当者)から応募書類や面接対策などしっかり受けた方が内定に近くなります。
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ここで紹介しているサイトは全て無料で利用できますので、異業種転職を考えている理学療法士の方は必見です。
【転職の動機別】どんな転職先を選ぶべきか?
求人を探す適切な手段を知っても、そこからどのような基準で応募先を選ぶべきか悩む方も多いかと思います。
結論から言えば、
【自分がなぜ転職を考えたのか?】と、いうことを今一度考えることです。
そこから、
“どのような条件で求人を探して”
“どのような企業に応募すべきか”
ということが見えてきます。
転職では、先ほどお伝えした“探し方=手段”を知っているだけでは内定を貰うことはできません。
そこから、自分の転職の目的に合った求人を選択していく必要があります。
リハビリテーション職のみならず、転職を考える方は何かしら“動機(悩みや希望)”があって考えるものです。
この動機をしっかり埋られる求人を探しましょう。
まず、理学療法士が“転職を考える動機”をまとめましたので見ていきましょう。
理学療法士の転職の動機別ランキング
給与が低い、昇給が少ない | 42.8% |
人間関係 | 22.1% |
リハビリテーションに将来性を感じない | 13.7% |
他にやりたいことができた | 8.2% |
家族の転勤や家庭環境の変化 | 3.2% |
その他 | 10.0% |
※リハキャリ転職調べ
転職を考える理学療法士のうち半数以上が給与や人間関係が動機となっています。
人間関係の問題はリハビリテーション職だけでなく、どの業界・業種・職場においても起こり得ることでしょう。
ただし、給与に関して40%超そして、「リハビリテーションに将来性を感じない」という理由が挙がるのは、やはり昨今のリハビリテーション業界を反映しているのでしょう。
(また、他業界では「残業が多い、プライベート優先したい」が上位に入ってきますが、理学療法士の場合は“その他”に。これもリハビリテーション業界の特徴かもしれません。)
転職を考えるきっかけ、動機を今一度見つめなおすことで、
「転職することによって、こうなりたい」
だから
「このような条件で転職先を探す!」
ということが見えてくるはずです。
あなた自身、何がきっかけで転職を考えるようになったでしょうか?
次からは動機別で転職先の選び方を解説していきます。
転職の動機別!転職先の選び方
全て理想の条件が揃った求人に出会えるのであれば、それに越したことはありません。
しかし理想の条件が全て揃った求人に出会える、ということはそう多くはありません。
また、全て自分の理想通りの求人と出会えるのを待っていては、いつになるかわかりませんし、一生そのような求人が出ることはないかもしれません。
(出会ったにしても採用されるかどうかはまた別問題です。)
だからこそ原点に返って最優先事項を決めるために「自分が転職を考えたきっかけ」をまずは第一に考えて転職先を選びましょう。
ここからは、転職の動機で特に多い上位3つについて解説していきます。
給与が低い・昇給が少ない
まずは、リハビリテーション業界内で今より年収の高いところを探すべきです。
異業種転職が優先事項に入らないのはやはり転職の難易度です。
先ほどから何度もお話しするように難易度は、
【リハビリ業界内の転職<異業種転職】
と、圧倒的に異業種の方が難易度が高いです。
なので、お金の悩みだけであれば、まずはリハビリテーション業界内で年収の高いところを探しましょう。
おすすめは介護保険分野のリハです。
医療保険分野よりも平均的に年収が高い傾向にあるにも関わらず、採用のハードルは低めです。
ハローワークは年収別での検索機能がありませんので、探し方に関しては転職サイトの方が探しやすいです。
▼理学療法士▼
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人間関係
この場合、「どのような求人が良いか?」というよりは“どのように探すか”が重要になります。
人間関係が良い・悪いというのは求人票を見ただけでは、なかなか伝わりません。
なので、一概にどのような求人であれば「人間関係が良い職場」ということが言えない以上、入職前に人間関係などの情報をどれだけとれるか“探し方”が重要になります。
おすすめの探し方は、ハローワークをメインにしつつ転職サイトを利用することです。
その理由としては職場の状況や離職率に関しては、やはり地元のハローワークはよく把握しています。
なのでハローワークはしっかり利用したいものです。
また、転職サイトでも担当者は各職場の内情に精通していることが多いです。
しっかり求人票や転職先を吟味するためにも複数の経路の情報源から情報をとり転職活動を進めましょう。
▼ハローワーク▼
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▼理学療法士▼
【PT監修】理学療法士(PT)転職サイトおすすめ5選【厳選】
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作業療法士(OT)の転職サイトおすすめ6選【地域・目的別】
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リハビリテーションに将来性を感じない
4位の「他にやりたいことができた」もこれに近いでしょう。
これらの場合、第一に“一般企業への異業種転職”を考えるべきです。
将来性を感じなかったり、他にやりたいことができた場合、リハビリテーション職として転職しても悩みは解決しないでしょう。
仮にリハビリテーション職として転職しても時間が経てばまた同じことで悩むことになります。
なので業界を飛び出すキャリアチェンジが必要になります。
ただし、下記のことは念頭に置いておく必要があります。
- 理学療法士として転職するよりハードルが高い
- 未経験なので給与はPTと同じか若干低い
異業種転職の方がハードルが高い、ということは何度もお話ししている通りです。
また給与に関しては、一概には言えませんが初めのうちは期待しない方が良いです。
ただし、理学療法士はオワコン?!将来性はない?!でも解説している通り一般企業の方が昇給のスピードは速いです。
なので、中長期的な目線で給与や年収のことは考えておきましょう。
この場合の転職先の探し方は先ほどもお話しした通り転職サイトを最優先に使うことです。
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理学療法士の異業種転職ならマイナビエージェント【PT/OT/ST】
そもそも理学療法士の転職の難易度は?
これまで、
- どんな転職先があり、どうやって探すか?
- そこからどんな求人を選択すべきか?
ということについて、理学療法士として転職する場合と異業種転職の場合の2つのパターンについて解説してきました。
ここからは、
「実際、転職ってどのくらい難しいの?」
「転職事情ってどうなの?」
ということについて、理学療法士として転職する場合と異業種転職の場合の2つのパターンに分けて解説していきます。
結論から言えば…
- 【PTがPTとして転職→簡単ではない】
3~5件面接受けて1~2件内定というイメージ。 - 【PTが異業種転職→難しい】
10件応募して1件内定取れたらよい方というイメージ。
あくまで、上記はレベル感というかイメージです。
実際に良い求人を見つけても“すぐに内定を貰って転職できるのか?”というのはまた別の問題です。
もちろん地域、個々の年齢や経歴、受ける企業・病院・施設によって難易度は異なります。
しかし、取り巻く環境は同じです。
それでは、まずは理学療法士として転職する場合を想定して「理学療法士を取り巻く環境」について解説していきましょう。
PTの就業状況から難易度を測る!
理学療法士の方であれば、すでに周知のとおりかもしれませんが、2021年現在、理学療法士の活躍の場(就業先)というのは、医療・介護保険分野にとどまりません。
就職先・転職先の選択肢は、調べてみると広いものです。
このように、理学療法士の選択肢が広がった背景には、理学療法士免許保有者の増加と、社会全体的に医療・介護分野のサービスの種類の増加という要因が多いでしょう。
実際に、2020年までに日本の理学療法士免許国家試験合格者数の累計は17万人を超えました。
また、直近10年の毎年の平均合格者数は、安定して1万人前後となっています。
ということは、必然的に就職活動や転職活動を行う理学療法士の人数は増えてきています。
では、具体的に現在の理学療法士というのはどのような就業先に、どのくらいの人数が就業しているのか見てみましょう。
理学療法士の就業先一覧
就業先 | 人数 |
病院 | 72,541 |
診療所 | 10,119 |
その他医療施設 | 149 |
医療福祉中間施設 | 8,422 |
老人福祉施設 | 2,037 |
地域包括支援センター | 629 |
身体障碍者福祉施設 | 203 |
児童福祉施設 | 798 |
精神障碍者社会復帰施設 | 6 |
知的障碍者福祉施設 | 9 |
障碍者自立支援施設 | 89 |
教育・研究施設 | 2,722 |
行政関係施設 | 378 |
健康産業 | 102 |
一般企業 | 3,079 |
出典:日本理学療法士協会
日本理学療法士協会に所属している理学療法士のみの数値ではありますが、会員分布としましては、現在このような分布となっています。
このように、“理学療法士=病院や施設でリハビリテーションを行っている人”というわけでは決してないということが分かるかと思います。
また、このように広い領域で就業しているということは、就職や転職でも病院やクリニック以外の選択肢も大いにあり得るということが分かります。
人数だけが原因ではない!なぜPTの転職は“簡単”ではない?
大きな理由としては、理学療法士の年齢分布です。
出典:日本理学療法士協会
この表を見てもわかる通り、理学療法士の平均年齢は、34歳代と低く、また一般的に定年退職するといわれている60~65歳近辺の人数は少ないです。
ちなみに日本全体の就業者で一番多い年代は44~49歳です。
このことからも、理学療法士の平均年齢の低さが分かることでしょう。
一方、毎年1万人近く新たに理学療法士になる人が増えているので、“出る人は少なく、入る人が多い”という状態です。
そうなれば、当然就業先の席の確保というのは、競争率は高くなるでしょう。
もうすぐ理学療法士は溢れかえる?
すぐに溢れかえることはありません。
なぜなら、
- 人数の増加とともに、就業先や就業領域が拡大している
- 実際には途中でPTを離職する人がいる
この2つの理由から実際には、すぐに理学療法士があふれかえることはありません。
人数増加のペースと同じとは言わないまでも、就業先が増加すれば、すぐには溢れかえりません。
また、これまでの数値はあくまで国家資格保有者の話です。
実際には、資格を保有しても途中でPTをやめる人がいます。
【理学療法士・作業療法士性・年齢別就業率】
OTの数値も入っていますが、PT・OTともに女性は30代になると就業率が低下します。
出産・子育てといった家庭環境の変化が要因でしょう。
このように、リハビリテーション職は、定年退職者は少ないものの、離職する層が一定数存在することから、すぐに溢れかえるということはないといえます。
以上のことから、理学療法士は溢れかえって転職できない、ということはないものの、資格取得者の人数や年齢分布からも決して、楽観視できる状況ではない、というのが現実でしょう。
このことからリハビリテーション職の転職は、
【難しいということはないけれども、簡単ではない】
ということが推し量られると思います。
PTから異業種転職の場合は?
理学療法士から異業種に転職は難しい!とは言えもちろん転職は可能です。
理学療法士の増加とともに、そのような選択をする人も増えていますし、私もそのうちの一人です。
そもそもなぜ異業種転職が増えているのか?
単刀直入に、一般企業の方が理学療法士よりも年間休日も多く、年収も高いということが大きな理由です。
年収の例でいえば…
日本全体の平均年収は503万円。
一方、理学療法士の平均年収は、409万円です。(平均年齢が若いというのもありますが)
なので、一般企業に転職したほうが、年収が高くなる可能性は高いです。
昨今のリハビリテーション職では期待できない年収・待遇を受けることができる可能性があるのが“異業種転職”です。
ここに魅力を感じて異業種転職を目指す方が増えているのでしょう。
異業種転職が“難しい”単純な理由!
理学療法士が理学療法士として転職するよりも難易度は高くなります。
大きな理由として、ビジネススキルがほとんどない場合が多いからです。
社会人経験から養成校に入学した場合は、また違うでしょう。
しかし、理学療法の世界しか知らない人にとって、異業種への転職というのは、ほぼ新卒と同じレベルです。
メールの書き方、名刺の渡し方、office製品の基本的な扱い方など、理学療法の現場ではほとんど使うことはありません。
ただし、これからも一般企業転職を希望する理学療法士は増加するでしょう。
詳細は、>>【実体験】理学療法士から一般企業に転職はできる?に実際に保険会社や事務職に転職したPTの実体験や、一般企業への転職のコツをまとめてありますのでぜひ参考にしてみてください。
【まとめ】良い転職先を見つけるために
【1】まずはどんな転職先があるのかを知ること
“理学療法士の転職先”といっても病院や介護施設だけではありません。
また、リハビリテーション業界内にいなくてはいけない!ということもありません。
実際に一般企業への転職をしている元リハビリテーション職の方も大勢いらっしゃいます。
まずは視野・選択肢を広げることから始めましょう。
【2】どこで求人を探すべきか?
“職探し=ハローワーク”ではチャンスを逃す可能性が大です。
もちろん、今でもハローワークはうまく活用すべきです。
ですが現在、一般企業向けの転職のみならず、リハビリテーション職専門の転職サイトがあります。
しかもスマホ1つで転職活動ができますし、なにより無料です。
使わない手はありません。
▼リハビリテーション向け転職サイトまとめ記事▼
【3】どんな求人に応募すべきか決めること
転職を考えたきっかけ・動機が皆さんそれぞれあるはずです。
転職活動をしていると、高年収の魅力的な求人がたくさん出てきたり、休日が他より多い求人など目移りすることもあります。
逆に、自分の条件にピッタリ沿った理想通りの求人にこだわりすぎるとなかなか転職活動は進みません。
「なぜ転職を思い立ったのか?」
「どんな悩み、もしくは希望を叶えるために転職を考えたのか?」
まずは、転職のきっかけ・動機を埋めることを目的にすると応募すべき求人の最優先事項が見えてきやすくなります。
【4】難易度を知る
応募すべき求人が見つかっても、内定を貰えるかはまた別の話です。
理学療法士として転職するのであれ、異業種転職をするのであれ“簡単”ではありません。
転職ではある程度“数を打つ”必要があるということは念頭において、応募する求人の候補はできるだけ多くピックアップしておきましょう。
以上の4つを意識して転職活動を行えば、きっとあなたにとって良い求人・転職先が見つかるはずです。